「きのう何食べた?」がほっこり美味そう!

青年マンガ誌「モーニング」の人気マンガを実写化

テレビ東京で大人気だったドラマ「きのう何食べた」
リアルタイムで見られなかったので、アマゾンプライムビデオで全話完走しました。
いやー、控えめに言ってめちゃくちゃ面白かった〜!

原作者は代表作として『西洋骨董洋菓子店』が有名のよしながふみさんです。
単行本は現在15巻あり、12年間長期連載の超人気マンガがテレビ東京で実写化されました。

そして気になる役者陣は
ダブル主演の内野聖陽、西島秀俊というベテラン主役級の二人に
その他は山本耕史、田中美佐子など超豪華な俳優さんたちが固めています。

気になる内容はというと
ゲイカップルの日常と美味しいご飯がところどころ出てくるほっこり心温まるストーリーです。
内容が内容だけあって、ゲイカップルの主役にこの二方、内野聖陽さんと西島秀俊さんが出演
していたというのが驚きです。

特に西島さんはともかくあのドラマ「臨場」などでハードワイルド、男臭さが特徴的な内野聖陽さんが
なんとおねぇキャラ!?なのです!
これには最初びっくりしたのですが、ドラマの内野さんはなんとも
わざとらしくない女性らしい仕草が板についていて、さすが役者さんと言った感じです。

あらすじ

西島さんが演じる筧史朗(通称・シロ)は街の法律事務所で働く弁護士で恋人の内野さん演じる矢吹賢二(通称・ケンジ)と同棲をしています。
シロウは弁護士でありながら残業はせず、仕事は定時で終わらせて帰宅途中スーパーでお得な食材を買っては
食費を1ヵ月2万5千円に収めるという徹底した倹約家で、お得な食材を使って毎日ケンジのために手際よく料理を出して食事を共にします。

一方、ケンジは明るく、天真爛漫な美容師で、シロウとの同棲生活を幸せに感じ暮らしていますが、時々シロウの態度や言葉に敏感に反応してしまうとても焼きもち焼きで乙女な性格です。
そんな二人が織りなすゲイカップルの日常を描いていて、時におかしく、切ない模様と毎話ごと家で真似できそうな献立が見るのも楽しい食卓ラブコメディーです。

同性愛者の恋愛事情を細かに表現

弁護士という肩書きで同性愛者であることを自ら公然と公表するのを嫌うシロウと、もともとオープンで明るいケンジはお互いゲイカップルとして同棲していてとても幸せに暮らしてはいるものの、
どうしても周りの視線を気にしてしまう。
普通の恋人同士であるのに同性愛者という周りの偏見を避けるため外で自由に恋人らしく振る舞わず、シロウは近所や職場でもカミングアウトをしていないためケンジの客にゲイであることを知られケンジに激しく怒り出してしまうシーンもあります。

またシロウは両親にはカミングアウトはしているものの、ケンジを連れて実家に行くことをためらってしまったり、シロウの両親も頭の中で同性愛者に対して理解はあるものの、どことなく完全には受け入れられない心の様子があったり、ゲイとして公然に生きる生き方にどうしても踏み切れない、
外見は男性のままでもLGBTの世間の認知は低く、まだまだ閉鎖的な環境とそれを気にして生きていかなければならない同性カップルならではの苦悩などが感じられます。

BLストーリーとして特有の激しい描写は一切なく、シリアスなテーマであっても終始コミカルで決して重苦しくないし、日常的でリアルな恋愛事情がストーリーとしてすんなりと入ってくる感じがしました。

人の温もりを感じるストーリー

このドラマを観て一番感じたのは、美味しそうなご飯や笑えるシチュエーションなど気になるポイントはたくさんありますが、何と言ってもどこか笑えてホッとする人間模様があります。

主人公の二人の異なる性格や価値観はあっても毎日、食事をすることで心が寄り添い、たとえ、喧嘩をしていてもお互いを不可欠な存在として感じているし、ケンジを最初は好みではなかったけどその飾らない無邪気で素直な人間性を好きになったのだと改めて感じるシーンなど。
二人は普通の男女として当たり前のことを、叶えられないと知っているからこそ多く傷つき、唯一無二の特別な存在であると思える、男女をも超える強い絆があって二人の心情が時に切なく、温かみを感じます。

そしてシロウの両親についても
現実的にはどうしても同性愛者であることを親に理解してもらうことは最大の障壁ですが、
同性愛者を持つ親の会に入って理解を深め「同性愛者であることは恥かしいことではないのよ」と言って職場にカミングアウトを進めたり、早く恋人に会わせるように言ってくるなど最大の理解をしてくれている。
ケンジに「シロウさんは恵まれてる」と言われるほど。
とは言っても、
息子の様子が気になって度々連絡をするなど、普通の子供を思う親そのものでゲイについて理解はしつつもいざ対面するとちょっとぎこちない様子を見せるなど複雑な親心が感じられます。
お母さん役の梶芽衣子さんがとても味のある演技をしています。

シロさんの手作り料理が温かい!

ドラマを観ていてストーリーもとても良いですが、何と言ってもシロウさんが料理するシーンが見応えあります。毎回、料理番組のような調理シーンがあって、それが一般家庭でも真似できそうな美味しそうなレシピの数々。
そして毎回愛情のこもった献立作りがとても参考になります。
特に美容師で接客業のケンジのため休日前に普段食べれないニンニクたっぷりの鶏手羽元のにんにく酢じょうゆ煮を作ってあげたり、クリスマスはケンジの好きなチーズたっぷりのラザニア、久しぶりに休みが合った日には朝食におかず&甘いクレープなどなど。

普段表情には出さないけどシロウさんの愛情がたっぷりこもった料理がどれもとても美味しそうで
「シロさんおいし〜!」と喜び全開のケンジを微笑ましく見守るシロさん。このケンジの顔を見たくて毎日
手間をかけて料理しているんだなととってもラブラブな関係性が羨ましい。
テレビドラマの影響でレシピ本も出たそうでこちらも大人気だそうです。

気になる人はアマゾンプライムビデオで!
Amazonプライムビデオ

観終わった瞬間、シロさんとケンジをまた観たい、観続けたいと完全にロス状態でした。。
シリーズ化を切に希望!
終始穏やかに観れるドラマでどことなく切なさと温かさを感じて毎日でも観たい!という気持ちになります。
サイドキャストも豪華で個人的には特に山本耕史さんの小日向さんと磯村勇斗のジルベールが際立っています。ゲイ役をここまで自分のものにして演じられる俳優さんたちはさすがだなと改めて感動でした。
原作もぜひ読んでみたいです!

今ならamazonプライムビデオで視聴可能。★★★★.5/5 アマゾン評価より

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